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宮前区 経済

公開日:2024.04.12

セレサモス
市内産ミルクで商品化
ソフトクリーム限定販売

  • 濃厚な味わいの福田牧場プレミアムソフト

  • 牧場主の福田努さん

  • 5才の母親ヤギと1カ月前に生まれた双子ヤギ

 大型農産物直売所セレサモス宮前店で4月6日、川崎市で唯一酪農を営む「福田牧場」(高津区)のミルクを使用したソフトクリームが販売開始された。

 同牧場は住宅街にあり、現在は牛13頭を飼育し生乳を出荷。ポニーやヒツジなども飼育し保育園や幼稚園で移動動物園を展開している。

 セレサモスを運営するJAセレサ川崎は、酪農や牧場を地域住民に身近に感じてもらおうと、同牧場と初のコラボレーション事業を企画。宮前店と麻生店で期間限定販売する「福田牧場プレミアムソフト」(税込380円)は、ミルクの新鮮で濃厚な味わいが楽しめる。搾乳したミルクを別の牧場で加工。牧場主の福田努さん(69)によると、同牧場では乳製品は販売していないため、ここだけの味だ。

 ソフトクリームをほおばっていた、区内に住む小学4年男児、1年女児のきょうだいは「ふつうのアイスより甘くておいしい」と声をそろえた。福田さんは「親子でも大人だけでも食べてくれてうれしい。牛の状態も丁度良いのでおいしいと思う」と笑顔を見せた。宮前店では最初の土日で534個を販売した。

 販売初日を記念し、同店ではヤギ親子の公開イベントも実施。エサやり体験が行われ、参加した子どもたちは「どうぞ」とヤギにキャベツやニンジンをあげ、動物とのひとときを楽しんでいた。

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