宮前区 社会
公開日:2025.12.05
PTAの未来を語り合い
川崎市内で意見交換会
川崎市PTA連絡協議会(市P、宮下大志会長)は11月9日、中原市民館で「みんなで考えよう!PTAのこれから in かわさき 2025」を開催した。日本PTA全国協議会(日P)への所属を巡り議論が深まる中、答えを急ぐのではなく、共通理解の土台づくりを目的に市内のPTA役員らが集まり、率直な意見が交わされた。
会議は会場参加25人、オンライン参加10人の計35人が参加し、日Pのこれまでの活動実績や、不正発覚後のガバナンス改善の現状を共有。参加者からは、給食制度化などの成果への評価とともに、過去の問題への厳しい指摘、そして「改善が始まっている」「透明性を高めてほしい」といった期待の声も多く聞かれ、日Pが変革期にあることへの理解を深めた。
グループディスカッションでは、「日Pが遠い存在に感じる」という声の一方、「全国規模の調査や要望は大きな団体だからこそ可能」「保険など現場の実利もある」といった、多角的な意見もあった。特に年間10円程度の費用負担については、意見が分かれながらも「抜けることの実質的なメリットは多くない」との指摘もあり、単純な賛否では説明できない複雑な現状が浮き彫りになった。
宮下会長は「互いの立場や疑問を共有し、PTAの将来を自分ごととして考えるきっかけになった」と総括した。
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