「長年のご愛顧ありがとうございました」の垂れ幕の前で最後のゲームを楽しむ
溝口にボウリングブームを巻き起こした「ムサシボウル」が９月30日、48年間続いた現ビルでの営業を終了した。ビル老朽化による建て替え工事を行い、２年後に再オープンする。
最終日となった30日は、会員客や会社帰りのサラリーマン、カップル、学生など、多くのボウリングファンが訪れてゲームを楽しんだ。同所の下村光夫支配人は「一時閉店を知り、10年振りに来たお客様もいました」と話す。小学生のころから同所へ通っていた三富正樹さん（33）は「常連も多く、だいたい顔見知りというアットホームさがここの魅力。２年は長くない。みんなまた戻ってくる」と再出発にエールを送った。
同所を経営する（株）ムサシボウル渡邉一夫代表は「皆様にご迷惑をかける分、また戻ってきたくなるような今までにない面白い運営、施設にして再開したい」と話した。
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