高津区版 掲載号:2018年9月21日号 エリアトップへ

連載第一〇六二回「藤江染物店」 高津物語

掲載号:2018年9月21日号

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手拭を干している染物工場
手拭を干している染物工場

 藤江染物工場は、関東大震災で東京の工場が潰れ、東京から移ってきた。

 更庄、更慶捺染物工場は昭和10年頃にできた。

 二ヶ領用水の水が良く、量も多く、流れが速いことが気に入った様だ。

 染物は大量の水を使ったから、六カ村堀や二ヶ領用水では間に合わなくなって、営業を中止してしまった。

 同様に、製紙工場も溝口に「高津製紙」、坂戸に「滝川製紙」があったが同じ理由で操業を中止している。

 染物工場は、手拭きが70%を占め、あとの30%は浴衣だったので、染め上ると日本橋横山町の問屋に持って行ったという。

 今は暗渠になった六カ村堀(久地、二子、北見方、宮内、小杉、新丸子)は水量も豊かできれいな水が流れ、青い藻が黒く茂っていた。川沿いの家では、茶碗を洗うほどきれいな水質だった。

 昨日のことの様に思い出せるが、もう70年も前の話で、話の主題の六カ村堀も、今は暗渠になって昔の面影はない。

 でも、私には手拭を乾す写真の情景が今も瞼に浮かんでくる。

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