高津区版 掲載号:2018年10月5日号
  • LINE
  • hatena

連載第一〇六四回「紺屋」 高津物語

 「高津の紺屋」を取り上げて、考察を進めてきた。

 「紺屋」というのは、いわゆる「染め物屋」であるが、いつの頃からか「紺屋」を「クリーニング店」というように変わった。私の家の左隣にも、「水上クリーニング店」があり、親しくした。

 私たちが結婚したての頃に偶然お隣となったので、急に天候が悪化した時など、洗濯物を取り込んでくださったりして有難かった事があった。

 その後、伊豆の方に越して行かれたが、その後お隣は、お米屋さんになり、今再び「クリーニング店」に代わっているから、不思議だ。家の前を通っているのは「府中県道」である。

 幼き日―昭和十年代、私の幼少時代であるが、私は府中街道に耳を押し付けて、車の音を聞いていた覚えがある。今から何十年前のことであるが、その頃の「水上クリーニング店 物干場」の古い写真が残っている。

 街のいろいろな所から、集めてきた写真であるが、懐かしいというよりも、貴重という方が当たっていると、自分でも思う。岩波新書『日本語』三国一郎著に、旧日本帝国陸軍は、全て「音読み」で発音したから「物干場」は「ブッカンジョウ」と発音したと書かれている。そんな習慣を少国民であった私たちは「格好良い」等と思っていたから、好い気なものである。

 家の裏門は、出るとすぐ「府中県道」になっていて、高津消防署があり「火の見櫓」が建っていて、火事の無い時には梯子段に昇らせてもらった楽しい思い出が残っている。お隣の歯医者、菅沼先生が「消防団長」で、千年の木島栄次郎氏が副団長だったろうか、よく遊びに家に来られた楽しい思い出がある。

高津区版のコラム最新6件

高津物語

連載第一〇七九回「平賀栄治のこと」

高津物語

1月18日号

高津物語

連載第一〇七八回「新春雑感」

高津物語

1月11日号

高津物語

連載第一〇七七回「溝口駅前の変化」

高津物語

1月4日号

進化続ける若きエース

新春インタビュー

進化続ける若きエース

1月1日号

高津物語

連載第一〇七五回「若き日」

高津物語

12月21日号

高津物語

連載第一〇七四回「若き日々」

高津物語

12月14日号

高津区版の関連リンク

あっとほーむデスク

  • 8月10日0:00更新

  • 5月4日0:00更新

  • 4月20日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

交流会で福祉活動学ぶ

交流会で福祉活動学ぶ

2月4日 各団体と意見交換も

2月4日~2月4日

高津区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • 高津物語

    連載第一〇七九回「平賀栄治のこと」

    高津物語

    1月18日号

  • 高津物語

    連載第一〇七八回「新春雑感」

    高津物語

    1月11日号

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年1月18日号

お問い合わせ

外部リンク