高津区版 掲載号:2018年10月19日号 エリアトップへ

NHK全国学校音楽コンクールで銅賞を受賞した坂戸小合唱団の顧問を務める 中島 はるみさん 坂戸在勤 58歳

掲載号:2018年10月19日号

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音色で語りかける

 ○…「言葉が伝わらなければ歌じゃないよ」と児童たちに熱く語りかける。10年前から坂戸小学校合唱団の指導にあたる。今月7日に開催されたNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)に初出場。チームを銅賞に導いたが、「Nコンがゴールではない。来年1月に開かれる東日本大会でも児童たちとベストを尽くしたい」と新たな目標に向かい走り出した。

 ○…Nコンの県予選では5年連続で金賞を取るなど県内屈指の合唱団に育て上げた。だが、Nコン本大会を決める関東甲信越ブロックコンクールでは全国への切符が見えながらも、あと一歩届かないでいた。過去に出場したコンクールの音源を何度も聞き返し、「足りないもの」を模索し続けた。歌声は美しいが全国常連校に比べて滑舌が悪く声量が小さいといった課題点が浮き彫りになり、新たな練習法を考案。チームを一から改革した。

 ○…幸区出身。小学校時代、合唱団に所属。「友達と一緒に歌う楽しさを実感できた自分の原点」と振り返る。高校、大学と洗足学園に進学。幼少期から輝かしい実績を積み上げてきた同級生たちに囲まれながら音楽漬けの毎日を送った。「厳しい7年間だったが、大好きな音楽を辞めようとは一度も思わなかった。今、児童たちに指導できるのは、熱心に教えてくださった先生方のおかげ」

 ○…教え子たちの音楽への関わりは小学校卒業後も続き、なかには音楽大学に進学した卒業生もいる。「合唱団での経験が彼らの人生に役立っていると実感できる瞬間が嬉しい」と語る。子どもたちにはいつも、「大会で優秀な成績を収めることだけが全てではない。純粋に歌を楽しみ、音楽を好きになってほしい」と話している。これからも音楽という芸術を子どもたちの心に奏で続ける。

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