高津区版 掲載号:2018年11月9日号
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連載第一〇六九回「高津駅前の変貌」 高津物語

文化

 数年前に病気をした自分が嘘のように、今の私は、極めて元気になった。あの病院で臥せっていたのは、何だったのかとつくづく考えるこの頃だ。昨日、散策の途中で、ふと立ち止まると、帝京大学溝口病院の旧い病棟が、後片もなく壊され、コンクリートの塊に代わって、山をなしていた。いろいろお世話になった思い出が、次から次に思い出されて、しばらくじっと見ていたが、私の思い出の一ページは変わらずに心に残っている。溝口病院の思い出は、私の幼少時代に遡り小学校の同級生で、溝口病院の前身・野村病院前で和菓子屋を商っていた浅野君という友達がいた。浅野君の家に遊びに行くと、溝口病院がよく見えたのも記憶にある。病棟と病棟の間に小学校みたいなプラタナスの樹が、植えられていたのをよく覚えている。野村病院は、高津小学校が関東大震災で倒壊し現在地に移った後に建てられたものだから新しかったのだろう。昭和初年の郊外の病院としては、規模といい、施設といい充実していたのではないかと思っている。帝京大学附属病院は高津駅前に移って、素晴らしく綺麗になった。旧病院は、噂では帝京大学附属病院の看護学校になるとも聞くが、何にせよ、さらなる充実した機関が溝口に出来る事は、大いに有難い事だと思う。大井町線当時、高津駅に踏切があって、踏切の竹の踏切棒を潜って、駅のホームに駆け込んで行く人をしばしば見た。昔の懐かしい思い出だ。今は高架になって、遠い昔の話になったが、高津駅周辺は、その頃と、大きく変貌を遂げ、すっかり様変わりした。
 

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