高津区版 掲載号:2019年1月25日号 エリアトップへ

連載第一〇八〇回「私の通学路【1】」 高津物語

掲載号:2019年1月25日号

  • LINE
  • hatena

 病気が癒えてから随分と丈夫になった。病気にも反動という物がある様に思えてならないのは、私一人だけではないはずである。昨日、私はミューラボの会の人達と一緒に二カ領用水沿いを歩いて、武蔵小杉まで行って来た。私は極めて元気に全行程7キロを完走できて嬉しかったと思っている。なぜ、足が健脚なのかと考えると、私の通学した明治学院中・高は目蒲線目黒駅から徒歩で三、四〇分の白金台町にあったので私は毎朝、目黒駅から徒歩で学校まで歩いた。同級生の何人かは、目黒駅から都バスや都電に乗って、東大伝染病研究所や般若園のある日吉坂上まで乗車していた。そんな連中を見ながら私は雨の日も風の日も歩き続けた。お蔭で港区目黒駅周辺のことは知り得た知識となった。素敵なお屋敷が接収されて外国人が住みつき、接収されていた敗戦国の悲しさである。そんな家が沢山ある屋敷一町を歩いて行った。どこの家にも接収した家屋番号が、プレートに書かれて表示されていた。車で出掛ける外国人一家と遭遇し、見送ったこともあった。そんな家々から銀杏の実が踏まれて悪臭を放ったりしていた。歩いている途中に首相官邸があり、時の首相吉田茂氏の乗る公用車に時々遭遇した事があった。隣の広い庭園は、後に自然教育園となって一般に解放され、その時には藤山愛一郎氏邸があったが途中、都営アパートに変るのを見た。敗戦国日本の現実をまざまざと見せられた体験だ。

高津区版のコラム最新6

まちのこぼれ話

郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

まちのこぼれ話

第2話 その1 加藤 孝市さん

6月21日号

まちのこぼれ話

郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

まちのこぼれ話

第1話 その4 英 径夫さん

6月14日号

まちのこぼれ話

郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

まちのこぼれ話

第1話 その3 英 径夫さん

6月7日号

まちのこぼれ話

郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

まちのこぼれ話

第1話 その2 英 径夫さん

5月31日号

区長かわら版

区長かわら版

このコーナーでは区長が公務の中で感じたことなどを自由に綴ってもらいます。

5月31日号

まちのこぼれ話

郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

まちのこぼれ話

第1話 その1 英 径夫さん

5月24日号

区長かわら版

区長かわら版

このコーナーでは区長が公務の中で感じたことなどを自由に綴ってもらいます。

4月26日号

あっとほーむデスク

  • 5月24日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

  • 8月10日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

心身清める大祓え

溝口神社

心身清める大祓え

30日 午後4時から

6月30日~6月30日

高津区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

  • まちのこぼれ話

    郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

    まちのこぼれ話

    第2話 その1 加藤 孝市さん

    6月21日号

  • まちのこぼれ話

    郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる

    まちのこぼれ話

    第1話 その4 英 径夫さん

    6月14日号

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2019年6月21日号

お問い合わせ

外部リンク