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高津区 意見広告

公開日:2019.03.22

市政報告
臨海部の総額980億円の巨大な橋の事業継続を市長は独断で判断
日本共産党 川崎市議会議員 むねた裕之

 3月議会の代表質問で、臨港道路東扇島水江町線について取り上げました。

 臨海部の東扇島から水江町線にかける巨大な橋で、耐震設計の見直し、地盤改良の追加等により事業費は540億円から980億円に突然変更されました。1月10日に国土交通省が事業再評価を発表し、議会にも市民にもその時初めて知らされました。

 質疑を通して明らかになったことは、2017年の着工時、大幅な設計内容の変更、事業費の増加が予想できたのに、国に問い合わせもせず議会にもはからずに工事着工を許可したこと。総事業費については、「昨年の12月20日に確認した」という答弁でしたが、国交省は「前々から打診していた」と述べており完全に答弁が食い違っています。

 事業継続をだれが了承したのかについて、市長は「国から照会があったので意見を提出した」という答弁でしたが、国交省は「正式な手続きで川崎市が判断した」と述べています。

 要するに、それだけ重要な案件を議会にも市民にも知らせずに、市長の独断で判断したことが明らかになりました。

 総事業費が980億円と約2倍に膨らむ大事業を精査もせずに市長の独断であっさり了承する。一方で、市民の切実な要望に対しては「財政が厳しい」と言って応えない姿勢は、自治体としてまったく逆立ちしています。

 日本共産党は、この事業は中止をして、市民生活に必要な身近な橋梁の架け替えや維持補修に予算を振り向けることを要望しました。

むねた裕之

日本共産党川崎市議団 川崎区宮本町1 川崎市役所第2庁舎7階

TEL:044-200-3360

http://www.muneta-hiroyuki.jp/

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