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郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる まちのこぼれ話 第2話 その1 加藤 孝市さん

掲載号:2019年6月21日号

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◆家は大山街道の「立場」

 下作延に3人兄弟の長男に生まれました。生まれた頃は、今の住まいがあるところに住んでいましたが、昭和17年に大山街道のねもじり坂を登ったところへ引っ越し、梶が谷駅の近くで「おかりや」という屋号の立場(街道の休憩場所)を営んでいました。井戸が4つもあり、馬が休んでいたり、煙草を売っていたことを覚えています。今でも馬頭観音が残っています。庭には鶏が100羽もいました。こちらには昭和21年の春まで住んでいて、その後、今の住まいがあるところに戻りました。

◆焼夷弾で家が丸焼けに

昭和20年5月26日、家が焼夷弾で丸裸に焼けました。当時4歳。あたりが真っ赤になって、焼け跡には60センチくらいの焼夷弾が竹やぶにたくさん落ちていて…怖かったです。「ヒューヒュー」って音は今でも覚えています。毎晩防空壕に行って寝ていました。竹やぶが近くで、とにかく毎晩蚊がすごかったです。昼間は、毎日出征する兵隊さんを道に立って見送っていた。今思うと毎日何していたんだろうって思う。これが私の戦争の記憶です。父は出征していて、終戦の時は和歌山で出兵の時を待っていたそうです。だからすぐに復員してきました。私が2歳くらいの時に出征していたので、父親としての記憶がなくて、帰ってきた時は父親?って感じで「なれるのに少し時間がかかったよ」と母は笑いながら言っていました。

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