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高津警察防犯協会 詐欺電話遮断に本腰 防止機能機器の購入訴え

社会

掲載号:2019年6月28日号

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持参すると購入特典がつくチラシ
持参すると購入特典がつくチラシ

 高齢者を狙った特殊詐欺被害を減らそうと、高津警察と高津防犯協会は、区内電化製品販売店と連携し、「詐欺ブロック電話」(迷惑電話防止機能付き電話)の普及に努める。警察などが詐欺ブロック電話の購入を勧めさらに協賛店を紹介する代わりに協賛店は購入者に割引など特典を付ける。全国初の取り組みとなる。

 協賛店は神奈川電気商業組合に加盟する区内4店。高津警察署や高津防犯協会などが「詐欺ブロック電話への買い替え」を勧め、協賛店の住所や電話を載せたチラシを配布する。協賛店にチラシを持参すると、通常価格からの値引きと、自宅への設置、不要電話の回収、初期設定などが無料で受けられる。6月からチラシ配布を開始し、現在販売した台数は2台。

 今春からこの取り組みを進めてきた同署生活安全課の白戸尚樹課長は「『自分は騙されない』という認識を改めてもらいたい。手口もすぐに変わり、相手は話術のプロ。看破できるとは思わず、電話を遮断していく方法が有効」と強く訴える。

 区内では昨年、振込め詐欺を含む特殊詐欺の被害件数、被害総額が40件、9800万円に上り、過去最悪となった。同署は留守番電話の設定を推奨してきたが、着信音が鳴ると電話に出てしまう人が多いという。

チラシ4000部製作

 同署は当初、インパクトのあるチラシ制作を検討していたが、より実効性のある方法を検討。高齢者と関わりが深い民生委員を訪問して話を聞きながら、高齢者に「詐欺ブロック電話」の購入を促す方針に転換した。

 販売店の協力を得ようと神奈川電気商業組合に加盟する区内全4店舗を訪問。店主から快諾を得た。チラシ4000部を作成し、地域包括ケアセンターや高津区社会福祉協議会などの団体がチラシ配布に協力する。同署も地域からの出張講話などを受け付け、購入の必要性を訴えていく。同署は「従来の活動ではなく、購入を勧める”セールスマン”として徹底して周知していく」と話す。

 詐欺ブロック電話(迷惑電話防止機能付き電話)とは、通話内容の自動録音、録音することを警告するメッセージが流れる、自治体や警察から提供された迷惑電話番号からの着信を遮断するなどの機能を持つ。価格は1万円前後から。

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