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高津で輝く「シニア起業家」 向ヶ丘の珈琲店、5年目へ

経済

掲載号:2019年9月20日号

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コーヒー豆を卸す職を経ての起業だけに焙煎技術もバッチリ
コーヒー豆を卸す職を経ての起業だけに焙煎技術もバッチリ

 「敬老の日」となる9月16日。高津区でも各所で長寿を祝う行事が行われる中、区内・向ヶ丘にある販売店「コーヒーローストまほろま」(【電話】044・863・8911)では、客足が途切れない店内で、黙々とコーヒー豆の焙煎作業を続ける店主の姿があった。男性の名前は寺内昌弘さん、御年66歳。「人生100歳時代」を標榜する県が推進している「シニア起業家」の一人として、着実に地域に根差しつつある寺内さんの”矜持”とは―?

県のPR誌にも登場

 神奈川県は近年、シニア層の起業を支援する取組みに力を入れており、62歳の時に高津区で店舗をオープンした寺内さんは、まさしくモデルケースに相応しい一人。県内のシニア起業家を紹介する行政発行のPR誌にも取り上げられるなど、その先駆け的な存在として知られていた。元々、シニア起業の定義とは「60歳前後」とされており、ともすれば勢い任せに事業をスタートしたものの、資金面や健康面の問題などから苦戦するケース等も散見される。そんな中「まほろま」では、コーヒー豆の鮮度と品揃えで顧客の支持を集め、経営は順風満帆といった様子。取材日となった9月16日も自身が敬老されるどころか「敬老の日のプレゼントにコーヒーを」と、商品を買い求める顧客のために忙しく動き回り、店内は終日「パチパチ」と焙煎される珈琲豆の香りに包まれていた。

「地道に、規則正しく」

 今年10月に開店5年目に突入する同店。高津ですっかり定着しつつある経営の秘訣を尋ねると「特にないですね。地道にやることくらいですかね」とサラリ。とはいえ居を構え40年近くという宮前区の自宅では毎朝の散歩を欠かさず、水曜の定休日はロードバイクでのサイクリングを楽しむなど、健康的な日々を心掛けているのだとか。さらに利用客や地元PTAなどからの要請があれば、美味しいコーヒーの淹れ方を指南する「バリスタ講座」の講師を務めるなど、商売以外の地域貢献にも前向き。特段大きく目を惹く取組みやサービスを展開している訳ではないものの、総じていえる「バランス感覚の良さ」こそが、シニア起業における成功のカギ(矜持)なのかも、と感じさせた。

「まほろば」(素晴らしい場所)を間違えて「まほろま」になり、そのままにしてあるんですよ、と店名の由来を明かす寺内さん
「まほろば」(素晴らしい場所)を間違えて「まほろま」になり、そのままにしてあるんですよ、と店名の由来を明かす寺内さん

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