高津区版 掲載号:2019年10月18日号 エリアトップへ

土砂災害警戒区域 8割が「レッド指定」か 県、市内6区で調査

社会

掲載号:2019年10月18日号

  • LINE
  • hatena

 「生命に著しい危害が生じる恐れがある」とされる土砂災害特別警戒区域(レッド)指定に向け、神奈川県は市内6区で調査を実施している。レッドは開発や建築に規制がかかる土地で、2月までに調査を終えた多摩区は、警戒区域(イエロー)の約8割、136区域がレッドになる見込み。県川崎治水センターは、他区も同規模がレッド指定と推定する。

住民に危険を周知

 12日の台風19号の影響で、市内各地の土砂災害警戒区域に対し避難勧告が発令された。01年施行の「土砂災害防止法」は、災害の恐れがある土地を「警戒区域」(イエロー)に指定し、住民に危険を周知することなどを定めている。さらに「建築物に損壊が生じ、人命に危害が生じる恐れがある」土地は「特別警戒区域」(レッド)に指定される。 

高津の調査は来年3月まで

 県川崎治水センターは、昨年2月からレッド指定に関わる基礎調査を多摩区で開始し、今年2月27日に結果を公表した。イエロー179区域のうち、136区域がレッド指定される見込みだ。

 調査結果は県のポータルサイトで公開しており、川崎市に意見聴取した後に正式に指定区域として告示する。多摩区は近日中に告示予定で、市が発行するハザードマップに反映される。

 麻生区は調査中で今年中に完了予定。宮前区、高津区、中原区、幸区は来年3月までが調査期間。川崎区は対象区域がない。県川崎治水センターの担当者は「多摩区と同様に他区もイエローの8割ほどがレッド指定になると思われる」と話す。

不動産にも影響

 レッド指定の区域の建築行為には構造に規制、特定の開発行為は県知事の許可が必要となる。レッド指定された土地は県の「急傾斜地崩壊対策事業」を活用し、県の費用負担で防災工事ができるが、一定の条件がある。また、工事件数が立て込んでいるため、今から申し込んでも数年待ちの状態という。

 レッド指定による不動産価格への影響も懸念される。県不動産鑑定士協会理事の小林一寿さん(川崎区)は「現在の価値に織り込み済みなので、影響は限定的だと思われるが、全くないとは言い切れない」と話す。

高津区版のトップニュース最新6

川崎市内に114校

浸水想定区域の公立学校

川崎市内に114校 教育

割合、県を上回る

6月25日号

社会実験で魅力向上へ

子母口「橘公園」

社会実験で魅力向上へ 社会

旧事務所棟の活用模索

6月25日号

男子高生がアロマ事業

坂戸在住高橋さん

男子高生がアロマ事業 経済

企画・開発から着手

6月18日号

解き明かす「大地の暗号」

日本地名研究所

解き明かす「大地の暗号」 文化

設立40周年、企画展も

6月18日号

町会支援に新補助金

川崎市

町会支援に新補助金 社会

活動後押し 7月導入へ

6月11日号

課題解決へ新たな力

たかつ若者ミライ会議

課題解決へ新たな力 社会

「まち協」内に組織発足

6月11日号

6月末まで謝恩キャンペーン中!

時計バンドが30%OFF!ぜひこの機会をお見逃しなく

044-833-1573

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 6月4日0:00更新

  • 5月28日0:00更新

  • 5月14日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年6月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter