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郷土史には記録されない、たかつの記憶をたどる まちのこぼれ話 第9話 その2 斉藤 マキ子さん

掲載号:2020年2月21日号

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◆女学生時代は戦争中2

 昭和20年になると、私達も学徒動員で日本光学の一番端っこのところに日本通信という会社の分社がありましてね、そこに行くことになりました。通信関係の会社ですから、鉄心を組み立てたり、コイルを巻いたり。その頃には授業はほとんどなくなり、皆お国のためにと働いたんですよ。

 学徒動員で会社に行っていたときも、警報が鳴ると家に帰れということになったんです。空襲も激しくなり、家に帰るのも危険なので、今の駅のところに横浜銀行がありますでしょ、あの辺りに「巴屋」というお蕎麦屋さんがありますが、そのお蕎麦屋さんの娘さんとお友達だったので、防空壕に入れさせてもらっていました。会社を狙っての空襲が多くなっていきましたから、常に空襲警報が鳴っていました。生徒は分散して、それぞれお友達の家の防空壕に入らせてもらっていました。大変な時代でした。戦争中は農家はお米を供出させられましたから、ごはんは麦を入れて炊いたりしました。だけどいっぱい食べられましたし、家族が大勢いても食料には困りませんでした。おやつとしてサツマイモや柿なんかも食べていましたよ。学徒動員中に終戦となり、その後、昭和23年になると学制改革によって学校は「川崎市立高津高等学校」になりました。私はそのまま1年間通い、昭和24年3月に高津高等学校の一回生として卒業しました。
 

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