令和3年第2回定例会報告 市政報告 等々力陸上競技場を球技専用に改築 自民党 川崎市議会議員 青木のりお
市は等々力陸上競技場を球技専用スタジアムにし、補助競技場を公認陸上競技場(第2種相当)に改築する骨子案を公表しました。6月議会の自民党代表質問において、本件について質問した内容をお伝えします。
【背景】
現在、等々力陸上競技場はJリーグ、陸上大会などの利用が集中しており、土日は45%がサッカー場としての利用になっている(令和元年度)。緑地再整備計画について、各団体より意見聴取を行ったところ、昨年6月に川崎市陸上競技協会から「サッカーとの分離が叶えば、大会等の開催日の調整が行いやすくなる」との意見を受け、競技場を分離する計画が進んでいる。
【質疑応答】
Q球技と陸上を分ける効果は?
A施設利用の最適化や、既存の改修計画よりも施設のコンパクト化が可能となると考えている。
Q利用について
A球技専用スタジアムは主にJリーグ、一般のサッカー大会、ラグビーの利用を想定。陸上競技場は主に陸上競技大会の利用を想定している。
Q規模は?
A陸上競技場は5千人以上の規模を予定している。スタジアムは3万5千を予定しているが、11月に公表予定の計画改定案で示していく。
Q第1種から第2種公認になった場合の支障は?
A平成30年度以降、国際レベルの大会は開催されておらず、川崎市陸上競技協会も第1種公認にこだわらないとの意見。今後は、地域に根ざした市民のための大会が常時開催できる第2種相当公認陸上競技場として整備することを骨子案に位置付けた。
◇ ◇ ◇
施設分離により、陸上競技の更なる普及発展、Jリーグをはじめとするプロスポーツの価値の向上が期待できます。川崎市のスポーツをさらに盛り上げ、市民の健康寿命を延ばしていけるよう、引き続き注視してまいります。
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3月29日