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高津区 トップニュース社会

公開日:2023.08.11

区食品衛生協会
防げ「夏の食中毒」
啓発活動、ようやく再開

  • キャンペーンを行った協会スタッフら

  • 注意喚起のグッズなどを配布

 地域の食品衛生向上のための啓発や、自主衛生管理の各種推進事業などを手掛けている「川崎市高津区食品衛生協会」(藤井博会長)が、8月3日にキャンペーン活動を実施した。

  ◇  ◇  ◇

 「夏の食中毒予防キャンペーン」と銘打ったこの活動は、気温や湿度の上昇に伴い、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌、黄色ぶどう球菌といった細菌による食中毒が発生しやすい8月に、例年同会が手掛けてきたもの。コロナ禍などの影響でここ数年は中止を余儀なくされてきたが、今年は再開に踏み切った。

屋内実施で相乗効果も

 当日は高津区役所エントランスホールに特設ブースを設置。協会メンバーが区衛生課の職員と一緒に、来庁者へ食中毒予防標語「きっちり手洗い、じっくり加熱、しっかり防ごう食中毒」と記された団扇や注意喚起のリーフレットなどを手渡した。またブースでは「食品衛生クイズ」も催され、参加者は食中毒についての知識を身に着けると共に、予防法なども学習。参加後は贈られた「手洗い石鹸」を受け取り、笑顔をみせていた。

 キャンペーンを終えた藤井会長は「(コロナ禍での中止期間を経て)今回から会場を溝口駅周辺

から区役所に変更したが、この時期は猛暑が凌げる屋内の方がじっくり話を聞いてもらえるなどメリットがあった」などと感想を述べていた。同会は昨年、3年ぶりに会員が一堂に会した定時総会を実施。今年は根幹事業であるキャンペーンも再開させるなど、活動を本格化させている。

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