区内溝口にある「大山街道ふるさと館」で9月24日に「秋のふるさと館まつり」が開催された。
例年、春と秋に開催され多くの区民らで賑わうこの催し。今回もダンスイベントやワークショップ、青空マーケットなど趣向に富んだプログラムが人気を集め、さらに目玉企画として実施された「タタミノウエデ(畳の上で)」には45人が参加。畳の上でヨガや冷茶作りなどを楽しんだ。
改修直後の会場と調和も
「タタミノウエデ」は自作の洋服などを販売している地元の作家、柴田千佳子さん=本紙高津区版・10月6日号「人物風土記」で紹介=が中心となり実施したもの。柴田さんは日本古来の敷物である「畳」に触れる機会が減りつつある昨今の住宅事情などを憂う一方、高津区内には畳の取扱店が多い事に着目。こうした店舗など協力を仰ぎ、催し開催に漕ぎつけた。
また「大山街道ふるさと館」が今秋リニューアルを経て外壁が改修された直後だったため、その雰囲気を活かそうと会場を不織布で飾りつけ、畳との調和した空間を演出。さらにこの日、畳の上では落語の披露なども行われ終日、多くの笑顔と賑わいをみせていた。
柴田さんは「畳を提供してくれた人も見に来てくれたりと、とても楽しかった」と話した。
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