これからの100年を「我がまち川崎」から 衆議院議員 やまぎわ大志郎
私はこれまで経済財政担当大臣・初代スタートアップ担当大臣などを歴任し日本の最重要課題である経済再生に取り組んでまいりました。
全世界の課題
日本社会が、持続可能な経済成長をするための鍵は「イノベーション」(新しい価値を生み出す変革)であり、すでに産業分野でも様々な試みが続けられています。とりわけ二酸化炭素をはじめとした温室効果ガスを排出しない「クリーンエネルギー」の活用は世界中で取り組む課題の一つです。
潮流の先頭に立つ
前々回の本紙上にてお話ししたように、エネルギー施策を実行するための「場所」を含め、多くの条件が川崎に揃っています。
9月、JFEスチールが100年以上にわたって鉄を生産してきた高炉の稼働を休止しました。その跡地である東京ドーム47個分に相当する広大な土地の利用計画が進められており、その現場を視察しました。
JFEと川崎市はこの跡地を、日本の脱炭素化を先導する水素の研究開発拠点などとして、2050年までに段階的に整備するとしています。私はこれまで20年間エネルギー政策に携わってきた政治家として、本計画に関しても川崎市、JFE、エネルギーに関わる皆様と議論を重ねてきました。世界の玄関口である羽田空港に隣接した、これほど広大な「場所」の出現は、まさに100年に一度のチャンスでしょう。国、市、民間が一体となり戦前から現在に至るまで日本経済のアキレス腱になっているエネルギー問題を、この「場所」を利活用して、我々の代で解決したいとの想いを強く致しました。
川崎市がこれからの日本社会に経済の分野から再び活力を注入できるよう、全力で取り組んで参ります。是非今後も皆様の声をお聞かせ下さい。
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5月17日
5月10日