意見広告・議会報告
「聞かせて下さいあなたの声を」 市政報告 「いざという時」の行政対応について 公明党川崎市議会議員団 春たかあき
令和6年第2回定例会にて一般質問を行いました。私の質疑の一部をご報告いたします。
線状降水帯対策
気象庁の発表では、2023年までの15年間で線状降水帯が発生した時間帯の半数が午後10時台から午前6時台でした。深夜の時間帯と重なることから対応を求めました。
危機管理監は「夜間に線状降水帯が発生する場合、気象庁により半日程度前から呼びかけが行われ、降雨予想、河川の水位等、様々な情報と併せ、総合的に勘案した上で、早めの避難情報の発令等を行う。やむを得ず夜間に避難情報を発令する際には、避難所開設までの時間がない場合や、屋外への避難が困難な状況であれば、屋外の上階等、より安全な場所への避難を呼びかける」などと答弁しました。
また、住民の避難行動を促すため、防災アプリで手軽に作成できる「マイタイムライン」の普及啓発の重要性についても問い質しました。
危機管理監は「マイタイムラインを手軽に作成できるツールを導入することは有効である。今後、他都市の事例を参考にしながら、評価の高い民間サービスの利用案内も含め検討していく」などといった答弁がありました。
災害時医療体制
大規模災害時、迅速かつ適切に医療救護活動を行うには医療需要及び医療供給を適切に把握することが必要となるため、その対応を求めました。
健康福祉局長は「発災時に医療ニーズを的確かつ速やかに把握し、効率的なマッチングを行うことが重要なことから、広域災害救急医療情報システム(EMIS)や、スマホ型MCAアドバンス無線などを活用し、ヒト・モノの医療資源の最適配分を行うとともに体系的な研修・訓練を行う」と答弁。また過去の大規模災害では、支援医薬品が届いていたにもかかわらず、仕分け・管理がうまくいかず、最終的に大量廃棄されてしまう事案も発生。医薬品管理など必要な調整ができる体制づくりについても問い質し「医薬品調達の供給される仕組みが県内一律で整っており、また、市独自として、市薬剤師会と医薬品等に関する協定を結び複数ルートを確保している」などと答弁しました。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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3月28日