神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2024年11月1日 エリアトップへ

神奈川18区 立民・宗野氏が初当選 西岡氏、山際氏が比例復活

政治

公開:2024年11月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
花束を受け取り、初当選を喜ぶ宗野氏
花束を受け取り、初当選を喜ぶ宗野氏

 第50回衆議院議員総選挙の投開票が10月27日に行われ、神奈川18区(中原区・高津区)は立憲民主党の新人・宗野創氏(31)が初当選を果たした。国民民主党の新人・西岡義高氏(47)、自由民主党の前職・山際大志郎氏(56)が比例代表で復活当選を決めた。

 「一票の格差」是正に伴う新しい区割で中原区内の分割が解消され、高津区と「神奈川18区」となって初めて行われた今回の衆院選。終盤には自民党が非公認とした候補の党支部に活動費2千万円を支出した問題が報じられるなど、政治とカネ、物価高対策や政治改革などが争点となる中、小選挙区で宗野氏が6万8632票を獲得し、西岡氏、山際氏と1万6千票以上の差をつけ、初当選を決めた。

 宗野氏は、中原区内木月に構えた事務所で、多くの支援者らと共にテレビで開票速報を見守る中、午後11時50分ごろに当選確実が報じられると、事務所は大きな歓声に包まれた。宗野氏は「『今の政治を何とかしないといけない』。皆さんのそうした思いが今回の結果になった。これからが新しい政治のスタート。これまでの不誠実な政治ではなく、クリーンな政治をつくっていきたい」と選挙戦を振り返り、今後の抱負を語った。本紙の取材に対し「今度は自分が監視される立場。生活者目線での政治をどこまで実行できるか。暮らしを立て直すサービスにしっかりと取り組んでいきたい」と気持ちを新たにした。

 次点の西岡氏が5万2596票、山際氏が5万2593票とわずか3票差で、ともに比例代表で復活当選。西岡氏は初、山際氏は7回目。西岡氏は、本紙の取材に対し「ほぼワンイシューで訴えた『手取りを増やす政策』が求められた結果。これに全力で取り組むと共に、地元の声を当事者の目線で国政に届けていきたい」と話した。当日はメディア対応を行わなかった山際氏は、後日、本紙の取材に「多くの支援に対し深く感謝申し上げると共に、有権者の皆様からの厳しい声に対しても真摯に受け止め、初心に戻って仕事をさせていただきたい」とコメントを寄せた。日本維新の会の新人・横田光弘氏(66)、日本共産党の新人・君嶋千佳子氏(74)は及ばなかった。

 小選挙区の投票率は55・99%、中原区57・37%、高津区54・42%だった。

比例復活で初当選を決めた西岡氏
比例復活で初当選を決めた西岡氏
立民・宗野氏が初当選-画像3

高津区版のトップニュース最新6

2選手が県代表入り

西高津中バレーボール部

2選手が県代表入り

顧問は女子チーム監督に

12月6日

寄付「受け入れ」好調

川崎市ふるさと納税

寄付「受け入れ」好調

市税減収は止まらず

12月6日

「ポリ袋でアイデア料理を」

区内在住小平さん

「ポリ袋でアイデア料理を」

防災テーマにコンテスト

11月29日

好評、当事者間の「お茶会」

コミュニティーイベント「You↔Go」

好評、当事者間の「お茶会」

発達障がいの悩みを共有

11月29日

「200年前の溝口」に学ぶ

大山街道ふるさと館

「200年前の溝口」に学ぶ

有識者招き、歴史探究企画

11月22日

白熱、大人との「ガチ」議論

川崎市子ども会議

白熱、大人との「ガチ」議論

「地震のそなえ」で意見交換

11月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月6日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook