意見広告・議会報告
「聞かせて下さいあなたの声を」 市政報告 2025年も「現場第一主義」貫く 公明党川崎市議会議員団 春たかあき
2025年がスタートしました。本年が皆様にとって素晴らしい一年になりますことをご祈念しますとともに、本年も「現場第一主義」で取り組んでまいります。
令和6年第4回定例会における一般質問の内容の一部をご報告します。
路上喫煙防止重点区域の拡大
武蔵溝ノ口駅周辺の路上喫煙防止重点区域は、現在、二ヶ領用水の手前までに限られています。国の受動喫煙防止の方針を踏まえ、市民が快適で安全に暮らせる環境の実現に向け、重点区域の更なる拡大を求めました。
市民文化局長は「平成18年の条例制定時には受動喫煙防止の観点はなかったが、健康増進法の趣旨を踏まえ、周辺環境の変化が認められる場合には通行状況等を調査し、実態を確認した上で重点区域の変更・拡大の必要性を検討する」と答弁しました。
排水樋管地域の対策
令和9年度にポンプゲート設備が完成予定であることから、浸水被害の改善状況について質問しました。
上下水道事業管理者は「令和元年東日本台風の降雨や河川水位の条件において、宮内、諏訪排水樋管周辺地域では床上浸水相当の面積を約99%低減し、二子、宇奈根排水樋管周辺地域では床上浸水に加え床下浸水も解消できる」と答弁。また、令和6年台風第10号では予想外の河川水位上昇や業者の遅延が課題となったことを踏まえ、災害時の体制強化について質したところ「大雨が予想される場合、活動に必要な情報を複数人で監視し、2月中にマニュアルを改訂する。災害時に即応できる効果的な体制づくりに取り組む」といった答弁がありました。
認知症対策の充実
12月に国で決定した認知症施策推進基本計画では、「診断後支援の充実」や「専門相談機能の強化」など、認知症疾患医療センターの機能強化が求められています。高齢化の進展や専門医療相談の増加を見据え、対策について質問しました。
健康福祉局長は「かかりつけ医や認知症サポート医と連携した医療提供体制を強化し、地域包括支援センターなど相談機関との連携を推進する」と答弁しました。
さらに、このほど決定した基本計画では、認知症になっても希望を持って自分らしく暮らせる「新しい認知症観」も示されています。認知症サポーターを中心とした「チームオレンジ」の活動に、新しい認知症観を取り入れ、尊厳や個性を尊重した取り組みが求められる中、市の方針を質しました。
健康福祉局長は「新しい認知症観の理解促進が必要であり、認知症サポーター養成講座にこの視点を盛り込み、地域支援体制の充実に努める」などといった答弁がありました。
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2月7日