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公開日:2026.05.01
久地駅「開かずの踏切」 問題解決へ「まず一歩」 臨時改札口、2年後設置へ
JR南武線・久地駅と、至近の踏切の改善を求める区民有志らの署名活動が今春、5年目を迎えた。「開かずの踏切」として各方面で幾度となく問題視されてきた久地踏切については、当面の対策として駅の下りホーム側に臨時改札口が2028年春に開設されることが先頃発表され、関係者などは歓迎の声をあげている。
有志の活動、5年目へ
久地駅の改札口は上りホーム側に1カ所のみ。通勤・通学時において、下りホーム側の住民は、駅を目の前にしながら、踏切待ちで何本も列車を見送らざるを得ない状況が慢性的に続いている。
この踏切の遮断時間(1時間で最大43分=当時)は、国交省などの定める「開かずの踏切」の基準を超えていたことなどから2023年、近隣の住民らが組織を発足。「久地駅と久地踏切の改善を求める会」(事務局連絡先【携帯電話】090・6544・1052)として署名活動をスタートした。
この間、同会メンバーは「駅の橋上化」「閉鎖時間を短くする『賢い踏切』の導入」そして「臨時改札口の設置」を求め、久地駅改札前で署名活動などを展開。JRや川崎市に提出した要望書はそれぞれ約6500筆を数える。その署名は久地駅の1日の駅利用者の半数、下りホーム側の住民数の半数にも相当しており、近隣住民らの関心の高さを物語っている。
絶えぬ「緊急停車」
一方、JR側もこの「開かずの踏切」に対応すべくはダイヤ改正などで調整を実施してきた。だが今春、同会が行った遮断時間の調査でも「1時間あたり最大46分」と、会発足当時より悪化の傾向がみられたという。関係者は「久地踏切が要因となる南武線の緊急停車はいまだ絶えない」と、危機感を募らせる。さらに「今春、改札口のない下りホーム側の界隈に約230戸のマンションが新築され、併設する形で大型スーパーマーケットもオープンしたことなども遠因となり、今般の『下り側のホームへの臨時改札口設置』の発表につながったのでは」とも分析する。
署名行動、定着
同会では活動5年目を迎えるにあたり「毎月の久地駅での署名行動は、今や地域に定着し、激励の声も相次いでいる。駅近くのスパーマーケットのレジにある署名ポストには、今も投函が続いている」などと話し、一定の手ごたえを感じている様子。2年後に開設される臨時改札口については「駅利用者が踏切を渡らず乗降ができることになり、大きな前進」としながらも「踏切が通学路になっている久地小学校の子ども達をはじめ、踏切渋滞など駅を利用しない人にとっては『駅の橋上化』や『かしこい踏切の導入』の願いも切実」とコメント。引き続き地域への呼びかけや署名運動に取り組んでいく方針を打ち出している。
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