意見広告・議会報告
市政報告vol.019 「水道料金の改定」について あしたの川崎・日本維新の会 川崎市議会議員 会派団長 岩田ひでたか
これまで川崎市の水道料金は他都市に比べ安価に抑えられていました。その理由の一つが工業用水道からの収入です。水道には私たちが普段使う上水道と、工場等が使う工業用水道とがあります。多数の工場が存在する川崎市では多量の工業用水を必要とする為、その一部を上水道から受水しています。この時に支払われる上水受水費が水道事業の大きな収入源となっていました。
しかしながら、近年はJFEスチールの高炉停止に代表されるように工業用水の需要が低下。そこで川崎市は令和6年第3回定例会において、工業用水道料金や上水受水費の見直しを含む議案124号を提出しました。これにより水道事業は約12億円の減収となり、いずれ水道料金の改定に影響を与える事は間違いありません。
物価高騰等による水道料金の値上げはやむを得ないとしても、独立採算制を基本とする工業用水道事業の負担を安易に水道事業に転嫁させるのは問題と考えます。そこで我が会派は、当議案に対して、両事業のより一層の経営努力と、将来の市民負担増が今回の工業用水利用者の負担増を上回る事のないよう求める附帯決議案(※議案に対して要望や留意事項を付すもの)を提出しました。
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岩田ひでたか
TEL:050-3479-9169
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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3月28日