意見広告・議会報告
「聞かせて下さいあなたの声を」 市政報告 教職員の安心と市民の命を守る「相談体制」と「AED設置」が前進 公明党川崎市議会議員団 春たかあき
令和7年度の予算審査特別委員会が行われました。私の質疑の一部をご報告いたします。
教職員の相談体制が強化
私は令和5年12月議会にて、教職員のパワーハラスメント対策を含む職場環境改善について質問しました。その中で、教職員が安心して相談できる環境の必要性を訴え、第三者相談窓口の設置を求めました。その結果、教育委員会は「昨年4月に予防監察相談調整担当を新設し、一般事務職を配置することで相談窓口の独立性を確保」「新たに心理職による相談対応が可能な窓口を次年度中に設置する」と答弁しました。相談窓口の利用状況については「今年度の相談件数は2月末時点で83件に上り、ハラスメントや職場環境、健康に関する相談が幅広い年齢層から寄せられている。匿名相談に対応し、土日祝日や夜間も利用可能な体制が整備され相談しやすい環境づくりに取り組んでいる」と答弁しました。
また、過去5年間で精神疾患による休職者が増加し、特に20代・30代の若手教職員が多いことを指摘し改善を求めていた点については、「今年度から精神保健相談員を配置し、初任者全員への面談を強化。さらに、次年度に産業医を3名から8名体制に増員し、職場巡視や長時間勤務者の健康管理を強化する」と答弁しました。
コンビニへのAED設置が実現
私は平成29年6月議会で「夜間でも利用できるAEDの設置が必要」と訴え、コンビニへのAED設置を提案しました。しかし当時、健康福祉局長は「設置場所の確保や維持管理、従業員教育などの課題がある」と答弁し、実現には至りませんでした。
その後、市はAED事業者やコンビニ各社との協議を進め、「来年度より市内約240店舗のコンビニに設置を進める」と答弁しました。さらに「遠隔監視機能を備えたAEDを導入し、店舗側の管理負担を軽減する。加えて、従業員が応急手当講習動画を活用できる仕組みを整え、市民が迅速にAEDを利用できる環境を構築する」と答弁しました。今後、令和7年10月以降、順次設置が進められる予定です。
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あしたの川崎・日本維新の会市政報告3月28日 |
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4月18日