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高津区版 公開:2025年5月22日 エリアトップへ

二子新地で堪能「異国文化」 31日から「黒猫台湾まつり」 発起人の思いとは

文化

公開:2025年5月22日

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祭りの発起人を務める見吉さん(左)と木村さん
祭りの発起人を務める見吉さん(左)と木村さん

 台湾のグルメやグッズ、ワークショップが楽しめる「黒猫台湾まつり2025」が5月31日(土)と6月1日(日)、二子新地地域を中心に開かれる。

 年々規模を拡大し各種メディアにも取り上げられているこの催し。発起人となった台湾スイーツ豆花(トウファ)専門店「黒猫豆花」の見吉勇治代表と「駄菓子の木村屋」の木村憲司代表の、思いとは―。

魅力を伝えたい

 かつて、エンジニアとして台湾で働いていた見吉さんは、激務の中で食べた同国のお菓子「豆花」の味が忘れられず「このお菓子を日本に伝えたい」と料理人への転職を決意。修行を経て2021年、二子エリアに店舗をオープンした。

 同店が2周年を迎えた際、台湾の魅力を発信するイベントの開催を考えた見吉さんは、地域でさまざまな活動に尽力している木村さんに協力を依頼。快く要望に応えた木村さんは「多くの人が楽しめるイベントにしよう」と考え、地域に働きかけ。見吉さんも、知り合いの店舗にも声掛けしたことで多くの人が参加し、第1回の「黒猫台湾まつり」が開かれた。

グルメとワークショップ

 毎回、台湾の魅力を垣間見られるワークショップやグルメなどを堪能できるこの企画は好評を博し年々、地元の風物詩へと成長。3回目の今年は5月31日(土)から2日間、二子新地エリアを中心とした界隈を会場に、両日とも午前11時から午後5時まで開かれる(主催・黒猫台湾まつり実行委員会、二子大通り商和会/後援・高津区役所)。

 期間中は異国情緒を盛り上げるトークショーなどが実施されるほか、会場となる一部の飲食店が期間限定の台湾グルメを振る舞うことも人気の要因となっている。

 今回はイタリアン料理「ニコルーチェ」で、台湾のパン「ルーローパン」を限定販売。黒猫豆花や創業40年になる台湾料理店「佰老亭」でも、自慢のご当地グルメが楽しめる。

 さらに、メイン会場の「駄菓子の木村屋」でも、台湾をテーマにしたグッズやグルメを販売。ワークショップも予定しており、台湾茶の茶藝体験とミニ茶席(要予約/茶藝体験3000円・ミニ茶席1000円)やイラストレーター佐々木千絵さんによるミニ豆花ストラップ作り(予約不要/参加費1000円)などを実施するほか、6月1日には店舗内でのライブも予定している。

 催しの問合せは黒猫豆花【電話】044・455・4026。

全身で楽しんで

 見吉さんと木村さんは「目で見て、耳で聞いて、口で食べて、全身で台湾を楽しんで欲しい」「地域が協力して開く祭りで素敵な思い出を作って欲しい」と話し、広く来場を呼び掛けている。

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