高津区 コラム
公開日:2025.05.30
不定期連載コーナー
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Vol.28 「車いすフェンシング」 藤田道宜選手について
第28回目は、東京2020・パリ2024パラリンピック 車いすフェンシング日本代表の藤田道宣選手をご紹介いたします。
藤田選手は、熊本県出身で、障害の重いクラスのカテゴリーBの選手で、開催国枠で初めてのパラリンピック代表に選ばれました。元々、フェンシングの名門校(龍谷大学付属平安高校)でフェンシングを始め、全国高校総体に出場するなど活躍しました。(日本代表の太田雄貴選手が2つ上の先輩だそうです)しかしながら、大学生の時、海に飛び込んだ際に頸椎を損傷する事故にあい、下半身が麻痺となってしまいました。
夢や希望を失い、人生絶望に閉ざされてた時、周囲の勧めで車いすフェンシングを始め、パラリンピック選手を目指しました。2018年のジャカルタアジアパラ大会で男子フルーレで銀メダル、男子エペで銅メダルを獲得し、日本代表選手として東京2020・パリ2024パラリンピックに挑みました。残念ながらメダルには届きませんでしたが、上位優秀な成績を収めました。
藤田選手とは、地域の団体「NETSUGEN」で知り合い、SELFで行うパラスポーツ体験イベントに来てもらおうとラブコールを送り、本物の車いすフェンシング体験をしてもらいました。身近で日本代表選手とふれ合う機会を作ってくれました(その節は、本当にありがとうございました!)。
これからも藤田選手の一層のご活躍をお祈り申し上げます。SELFは応援します!
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