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高津区 コラム

公開日:2025.12.26

不定期連載
市民健康の森だより
第213回 「正月準備」今年も着々と

 12月に入ると私たちは新年を迎える準備のイベントが多くなります。代表的なものは門松作りと餅つきです。門松作りは竹林整備によって出る竹を有効活用する観点から数年前から始めました。今年の門松作りも11日の竹切で準備開始です。春日台公園の南斜面で3本切り出しましたが勾配がきつくかなり大変な作業となりました。切り出した竹を急階段を登って運ぶのも大変な作業です。

 このようにして竹を調達、松は健康の森にはないのでやむなく購入しています。彩を考えて南天や千両も加えますが、これらは会員が持参してくれます。苦労はありますが立派な門松が出来ますので、門松を作れるのは竹林整備に取り組む私たちへのご褒美だろうと考えています。この門松、小正月には千年町会が橘小学校校庭でおこなう「どんど焼き」へ運び、炊き上げます。子供たちへ日本のお正月文化を伝える役目も果たしてくれます。

「餅つき」も長年の年末恒例イベントに

 私たちの「餅つき」も長年の年末恒例イベントとなりました。セイロで蒸したもち米を杵と臼を使ってつく餅つきも日本の伝統文化でしょう。私たちは幸い餅つき道具を無償貸与してくれる会員がいるお陰で毎年実施出来ます。年末の餅つきは「一年の無事への感謝」や「来年の豊作や健康を願う」という意味合いがあるそうです。加えて大勢で協力して行うイベントですから、私たちには会員間の懇親や日頃お世話になる方々への感謝を表す機会ともなりますので今後も続けたいイベントです。ただご承知のように今年はコメの値段が高騰し餅つきへも影響甚大です。昨年は1キロ720円だったもち米が今年は1200円です。昨年は75キロ購入しましたが今年は少し減らし46キロとしました。これで17臼つく予定で準備しています。つきたてのお餅をお昼に楽しく一緒に食するのは「第2忘年会」の趣もあり来年への活力を蓄える事もできるでしょう。

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