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税理士・FPの高橋さんが解説 お金のはなし 「事業投資」について
Q. 物価上昇の話題が尽きません。
米騒動ですが、この原稿を書いている時点で、近隣店舗では少しずつ販売が始まっている状況です。あと、最近よく聴くのは建設現場に関するお話です。原材料の価格が上がってしまい、当初見積もりの金額では採算が取れず、作業が止まってしまった、なんて事例が増えています。
Q. 先行きがみえませんね・・・
そういう状況だからこそ、商売(事業)に対する投資が欠かせないことを強く実感しています。例えば、同じ仕事をしている人でも、儲けが出せる人とそうでない人の差が、以前より大きく開くようになりました。その原因がどこにあるのかというと、やはりそれまでの投資格差です。
そして、投資手法はお金と時間に分かれます。お金の場合「生産性向上を目指して機械を導入する」といったものが該当します。時間だと「集客を増やすためにSNS投稿を地道に続ける」といった事例があります。どちらもやったからといってすぐに結果が出るわけではないのですが、小さな投資の積み重ねが、結果をみると大きな違いになっています。
手元資金や使える時間とのバランスをみながらではあるのですが、現状を変えようと行動をし続けられるか否かが、強く問われる状況です。税理士として、お客さまとそういう話をする機会も増えてきました。税務や経理、金融機関との交渉も含めて、様々な側面からお話をすることを心がけています。
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7月4日