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高津区 コラム

公開日:2025.08.22

不定期連載
市民健康の森だより
第196回 小学生高学年向けに「竹工作教室」を初開催

 7月27日の日曜日、35度を超えるような猛暑日でしたが、小学校高学年向けに初めて企画した「竹工作教室」を無事に開催できました。募集は区役所地域振興課に依頼、応募は5名ありましたが当日の参加は3名、それぞれ保護者が同伴してくれました。講師は炭部会長以下7名の会員が熱心に務めてくれました。事前準備と合わせて炭部会は見事なチームワークを見せてくれました。教室では最初にやることの全体像と作業の注意点などが部会長によって資料をスクリーンに映し、丁寧に説明されました。

 説明終了後、まず道具に慣れてもらうためにノコギリを使って細目の竹を15cmほどのサイズに切ってもらいました。その後はこの日の為に会員が考案し試作も行った竹のスマホスタンドの制作実習です。子ども達にはノコギリとナタ、小刀を使ってもらい、竹材の穴あけには電動ドリルも経験してもらいました。

「全員保護者同伴」で思わぬメリットも

 募集時には子どもだけでの参加可能としていましたが、実際には全員保護者同伴でした。参加者が少なかったこともあり実技編では全組、親子の共同作業となっていました。これはこれでよかったでしょう。「普段、こんな風に子どもと接することはないのでとても良かった」と参加の保護者の言葉です。この教室は全2回で考えましたので翌週の8月3日に2回目を実施しました。竹灯籠や竹ポットを作ってもらう予定でしたので、どんなデザインにするかを考えてくることを宿題としました。8月3日には、皆、様々な型紙を作ってきて私たちの会員から1対1での指導を受けながら竹灯籠や竹ポットを作ってくれました。子ども達は最大限楽しんでくれた様子でした。

 この教室は三菱UFJ環境財団様からの「里山保全活動支援」助成金を使って道具類を購入できた事で実現しました。助成の意図を尊重し、子ども達に竹工作を通して私たちの緑のボランティア活動や自然を守る大切さを認識してもらうのが隠れた目的です。

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