戻る

高津区 トップニュース文化

公開日:2025.10.03

國學院大陸上部を応援
サポーターズクラブ発足へ
二子新地から声援広がる

  • 國學院大陸上部前主将の平林さん(前段中央左)と監督の前田さん(前段中央)、青山学院大陸上部OBの神野さんとイベントの参加者ら

  • 合宿の様子など、普段は聞けない話も披露された

 箱根駅伝などで活躍を見せる國學院大學陸上競技部を地域から応援しようと、選手たちの合宿所がある高津区二子新地界隈の有志らが、「國學院大學陸上競技部 サポーターズクラブ」を発足することになった。9月21日には同地域の「駄菓子の木村屋」で記念行事が開かれ陸上競技部監督の前田康弘さんらが登場。サポーターの声援に、感謝の意を述べていた。

 國學院大學陸上競技部は、昨シーズンの出雲駅伝、全日本大学駅伝で優勝。箱根駅伝でも総合3位に入賞するなど、強豪の地位を確立している。

 また大山街道沿いに合宿所を設けていることから、地域との関係性を特に重視。小学生を対象にした走り方教室や、地元商店会の懇親バーベキューへの参加、さらに、自主的に毎週日曜の沿道ゴミ拾いを通して、深い絆を育んできた。

 こうした交流の積み重ねを背景に、陸上競技部と選手たちを地域全体でサポートすべく、市民参加型のプロジェクトを企画・実施する「まちの企画室」の有志が発起人となり、クラブの発足に至ったという。担当者は「勝ち続ける喜びも、苦しい時期も、町の一員である選手たちを応援していきたいという思い。今後については、運営体制を構築しつつ、10月末からの正式入会を地域に案内していく」としている。

広く入会呼び掛け

 クラブへの入会について「國學院大學陸上競技部を応援したい人が対象」と担当者。サポーターになると、初年度の入会時にレプリカの応援フラッグが進呈されるほか、國學院大學との交流イベントに優先的に招待される特典がある。年会費が必要で、初年度5千円、その後は更新費として3千円が必要となる。

 また、10月から来年1月までの駅伝シーズンに大山街道に飾られる予定の「応援フラッグ」にも、1口1万円から協賛で名前を記載するという。

 クラブに関する問合せは担当者(メール)kenjikimura0302@gmail.com。

記念行事に有名OBも

 9月21日に駄菓子の木村屋で開かれた記念イベントでは、陸上競技部監督の前田康弘さんや、昨年度主将を務めた同部OBの平林清澄さん、さらに2人と関係が深いという青山学院大学陸上競技部OBの神野大地さんが登場した。

 イベントの中で開かれたトークショーでは、合宿中の出来事や、競技中の駆け引きなど、普段聞けない貴重な話が披露される一幕も。最後に前田監督はサポーターズクラブ発足に感謝の意を述べるとともに「まずは、10月の出雲駅伝を目標に一丸となって頑張りたい。応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

高津区 トップニュースの新着記事

高津区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS