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高津区 コラム

公開日:2025.11.14

不定期連載
市民健康の森だより
第207回 「プラザ橘祭り出店参加」について

 高津区の南東部、橘地区は行政や社会福祉的な単位として明確に定められており、町名や自治会単位で把握できます。古くは明治22年に新作村子母口村など7村が合併して橘樹郡橘村になり、昭和12年に高津町と共に川崎市へ編入されたという歴史があります。橘地区には飛鳥時代の国史跡橘樹官衙遺跡群があり、当時は現在の関東地方全体の行政中心地でした。昨年5月には千年に橘樹歴史公園が整備公開されましたから今後は橘地区の歴史を意識する人も増えるのではないでしょうか。

 そのような背景があり、橘地区の皆さんは郷土愛・ふるさと意識が強いような気がします。その発露が8月の「橘ふるさと祭り」であり、直近では11月1日に行われた「プラザ橘祭り」ではないでしょうか。

地域で活動する団体にとって「ありがたい施設」

 プラザ橘祭りの開催場所である久末のプラザ橘は橘地区の住民にとってはありがたい施設です。高津図書館の分室があり各種研修室や学習室を安価で借りることが出来ますのでここを活動拠点としている区民サークルが各種あります。これらの団体などが成果を発表する交流の場として「プラザ橘祭り」は位置づけられているようです。

 今年も絵画や書の展覧、絵手紙同好会キルティング同好会などの作品展示や研修室ではオカリナ同好会の発表や気功体操真向法体操の実演などが行われました。主催はプラザ橘祭り実行委員会と川崎市教育委員会です。私たちはご縁があり10数年前から出店参加しています。毎回、玄関を入ってすぐという好立地の場所を提供して頂けます。出店者は私たちの他には回収したてんぷら油から作った石鹸を紹介する組織や手作り雑貨を販売する社会福祉法人などごく少数です。私たちは例年通り、竹炭竹酢液を始めとして竹細工品や会員提供の観葉植物やサボテンなど出品しました。訪れた方は必ず通る場所での出店ですから目立ちます。お祭りの盛り上げには十分に寄与出来たでしょう。

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