高津区 トップニュース
公開日:2025.12.26
歳末特別インタビュー
「おひとり様の終活」準備を
地元葬儀社、担当者に聞く
身寄りがない人が亡くなった場合、役所が戸籍から辿れる親族に連絡し火葬や埋葬を依頼するのが一般的。だが最近ではこうした通例も思わぬトラブルに見舞われるケースも散見されるという。
そこで年の瀬、今年も残すところあと5日となった今号の本紙では、川崎市内に「高津支店」を構え、地域密着を掲げる「家族葬のすずき」(本店・横浜市/【電話】045・581・7579)の代表取締役で一級葬祭ディレクターの鈴木秀一郎氏に「独り身の終活について」話を聞いた。
―身寄りがない方の葬儀や供養は、一般的な流れと異なるのでしょうか?
「独り身の方の訃報は区役所などから親族にお伝えし、葬儀等の手配を依頼します。しかし当然、費用負担の問題などもあり疎遠な親族は『顔も知らないのに...』と困惑し、依頼を拒否される事も珍しくありません」
―拒否された場合は?
「自治体が葬儀社に搬送、安置、火葬までを依頼し、火葬後のお骨は一定期間保管したのち、無縁仏として合葬墓に埋葬致します」
―そうなると、やはり事前の準備が重要となりますね。
「そうですね。お独り身の方にとって、万一の備えとして必要なことは、葬儀社に連絡をしてくれる『宛て』を作っておくことです。最近では、後見人制度や死後事務委任契約などの相談ができる専門家を紹介するサービスも増えています。また、当社では『遺産相続等の事前手続き』について、行政書士と業務提携してワンストップで任せられるサービスの提供なども手掛けています」
葬儀費用の相場は?
さらに鈴木氏は「独り身の終活」について、葬儀費用の相場などについて言及。「当社の場合、葬儀については搬送から火葬までしっかりと真心を込めて執り行う『おまかせプラン』を用意。火葬後も菩提寺へのお骨のお届けや、菩提寺のない方は永代供養の手配・納骨までを代行しています。供養の代行費用は関東圏内であれば5〜8万円程度です」と説明。さらに「身寄りのある方でも高齢で葬儀や供養が難しい方からも大変喜ばれています」と話し、早めに相談することを強く推奨している。
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