産学連携センターを新設 明治大三田に地上4階地下1階
明治大学が三田に科学分野の研究開発を支援する「地域産学連携研究センター」を建設し、3月29日に竣工式を開いた。ITやバイオ、新エネルギーなどの分野の中小企業や個人を誘致し、新産業の創出をめざすという。
同センターは地上4階・地下1階建て。延床面積は約2700平方メートル。施設内には高度試験分析装置や試作加工装置を整備した。誘致企業向けに「テクノロジーインキュベーション室」を10室設けたほか、共用で利用する多目的室や会議室なども整備。研究の成果や製品を発表できる展示ブースも設置した。
入居費14万円〜
入居の対象はITエレクトロニクス、バイオ、自動車、新エネルギー、ロボット、航空宇宙の分野。施設には同大学の担当教員とインキュベーション(起業)マネージャーとして大学職員が配置され、起業や研究などの支援を受けることができる。賃料は部屋の面積によって月額14万円から20万円程度。入居期間はビジネスが軌道に乗るまでの3年から6年程度を想定しているという。
地元や外部にも
同センターでは入居する企業以外にも支援に乗り出す。設備が外部の企業でも比較的安価で利用できるほか、地下1階は企業だけではなく、地域の人が集会やイベントなどの会場として利用できるように有料で貸し出す。
同大学では「理科関係が集まっている生田キャンパスを有効活用してもらうことで、神奈川県域の中小企業の産業の活性化につなげたい。これまで研究が論文だけで終わっていた部分もあるが、実社会に還元することで社会貢献していきたい」と話している。
同センターは4月中旬以降に本格的な運営を開始する見通し。現在、入居者を募集している。
問合せは明治大学生田研究知財事務室(【電話】044・934・7606)まで。
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