専修大学生田キャンパス(東三田)を拠点に、同大レスリング部OBが子どもたちを指導する「チームバイソンズ」。5年ほど前から全国大会の優勝者が出始め、7月の全国少年少女レスリング選手権大会では南生田小5年の松山桜さん(10)が初優勝を果たすなど、成果をあげている。
チームバイソンズは、専大スポーツ研究所による地域スポーツ講座の一つとして2009年に始動。OBであるスタッフ全員が五輪金メダリストの指導を受け、その知識や教育機関の強みを生かした選手の育成をはじめ、子どもの体力低下など現代社会の問題解決にも取り組む。代表の木村元彦コーチ(37)は「レクリエーションと競技の2つのプログラムで指導。競技で勝つことも大事だが、楽しく体力向上できることも考えている」と思いを話す。
これまでに280人、現在は5歳から中学生まで70人が在籍。最近は他チームとの合同練習にも力を入れている。保護者会の張壽錬会長(48)は「全国で小学生の選手が増えていて、県全体で盛り上げていこうという動きがある」と話す。
小学生の活躍の場としてメインとなる7月の全国大会は、各地の強豪が頂点を目指す1000人規模の大会。同チームの選手も年々上位に食い込み、2015年からは毎年優勝者が出ている。
今年は3〜6年生を対象に大阪府で開催。40キロ級で松山さんが優勝したほか、36キロ級で小川舞さん(11)=麻生区=、33キロ級で関戸香梨奈さん(11)=横浜市青葉区=が準優勝に輝いた。3人とも兄姉の影響で5歳から練習を共にし、ライバルであり仲良しな「3人組」。小川さん、関戸さんも全国優勝経験がある。「気持ちの強い子たち。3人とも本当によく頑張ってきた」と木村コーチ。3人は「(今大会上位者が競う)選抜で絶対優勝する」と声を揃えた。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
多摩区・麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|