登戸駅に「ドラえもん」装飾を施した小田急電鉄が、グッドデザイン・ベスト100を先月受賞した。同駅から直行バスが出ている川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム(長尾)などの協力で、2月に駅空間を一新。大賞や特別賞には選ばれなかったが、多摩区の魅力発信拠点としてさらに注目されそうだ。
今年度の受賞対象になった小田急線登戸駅は「ドラえもんたちのいる すこしふしぎな駅」をコンセプトに、同社が独自に装飾。ホームの駅名標やエレベーター、待合室内ベンチ、壁面などに配色等を施し、駅利用者をまんがの世界に入り込んだ気持ちにさせる空間を演出している。デザインの仕様は貼付面数31面、駅名標77カ所に加え、デジタルサイネージ2カ所が設置されている。
審査結果によると、象徴的といえるキャラクターを前面に出すことなく感じさせるよう表現することで、抑制が効いたデザインになっていることが評価の決め手に。同社のコーポレートカラーとドラえもんの「青」が近い色であることに着目し、デザイン展開したこともポイントになった。
小田急電鉄は「今回の受賞を大変うれしく思う。生まれ変わった小田急線登戸駅をぜひご利用いただき、藤子・F・不二雄ミュージアムへもお越しください」とコメントしている。
公益財団法人日本デザイン振興会が主催する同賞は、デザインによって人々の暮らしや社会をよくしようと、1957年に開始。製品や建築、サービスなど日常を取り巻くさまざまな対象に贈られている。
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