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プロレスヒートアップ コーヒーで障害者支援 商品企画 事業所とタッグ

スポーツ

公開:2020年4月10日

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コラボ商品を手にする田村代表
コラボ商品を手にする田村代表

 多摩区に道場を構えるプロレス団体「ヒートアップ」(田村和宏代表)が、障害福祉サービス事業所を営むNPO法人レジスト(斉藤剛理事長)と連携し、コーヒーとポップコーンのコラボ商品を企画。事業所で働く障害者が作った製品をプロレスの力で広め、収入支援につなげようと思いを寄せている。

 コラボ商品は3月29日のヒートアップ興行「新百合ヶ丘大会」で初めて販売する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止に。4月中の大会も全て中止になり、田村代表が「事業所の方たちが作った商品を多くの人に知ってもらい、食べてほしい」と思案。大会運営で障害者雇用の支援を継続するヒートアップが、昨年大会のリング設営に事業所利用者が参加したレジストに声をかけて、企画が実現した。

 コーヒーはレジストが中原区で運営する就労継続支援B型事業所「レジネス」で作られた製品の包装に、田村代表のキャラクター入りラベルを貼付。「ドリンク田村の情熱の深煎りドリップコーヒー」と名付けた。猫のイラスト付きラベルが貼られたポップコーン「ポプネコちゃんのポプネコポップコーン」は、キャラメル味といちごミルク味の2種類。同系列の法人が手がける製品を使用している。

 「コーヒー好きのために深煎りした濃いめの味が特徴」と、レジスト担当者の山本のどかさん(27)。ラベルのイラストを描いたヒートアップの兼平大介選手(35)は「親しみやすくどこかマヌケな絵になっている。これを見ながら味わって素敵な日々を送ってほしい」と思いを寄せる。

 新百合ヶ丘大会中止を受け、コーヒーは先月30日からインターネット通販で発売したところ、5杯分700円の商品35個がすぐに完売したという。コーヒーは通販か、道場(菅北浦)で直接購入できる。ポップコーンは1ケース400円で道場のみ。売り上げはレジストに送付される。

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