医療現場で不足する防護服の代用として役立ててもらおうと、よみうりランド(杉山美邦社長)は4月24日、川崎市にポンチョ(雨合羽)2万枚を寄贈。多摩区、稲城市にまたがって遊園地を運営する同社が、臨時休園に伴い備蓄していたものを両市に提供した。
寄贈されたポンチョは、ものづくりが体感できる遊園地エリア「グッジョバ!!」のアトラクションで水よけ用に販売されているもの。新型コロナウイルス感染拡大で臨時休園措置中のため、遊園地事業担当の斎藤孝光取締役が「保管してあるポンチョを何かに使えないか」と考案。「日頃お世話になっている川崎市、稲城市に恩返ししたい」との思いで両市に申し出て、稲城市への1万枚と合わせて計3万枚が届けられた。
杉山社長と斎藤取締役は同日、川崎市庁舎を訪問。福田紀彦市長から感謝状を受け取った。「いつも多くの市民に来園していただき、遊園地で市役所職員の運動会を開催していただくなど、川崎市とは密接な関係。皆さんのお役に立てればうれしい」と杉山社長。福田市長は「休園という厳しい環境の中、川崎に目を向けていただき感謝したい。医療関係者にとって何よりの励ましになる」と語った。
市は市内病院を中心にニーズなどを調査しており、順次届ける予定だ。
プロレス団体も寄贈
菅北浦で道場を営むプロレス団体「ヒートアップ」は先月、障害者支援として2施設にマスク100枚ずつを寄贈。同団体が動画配信活動を通じて販売した「支援チケット」の売上の一部を活用し、麻生区の「しらかし園」「白山愛児園」に田村和宏代表が届けた。
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