堰・県立向の岡工業高校(佐藤弘之校長)相撲部3年の許田直希君(17)が、大相撲の二子山部屋(埼玉県)に入門することが決定。二子山親方(元大関雅山)が10月19日、同校を訪れた。
同校からの入門は田井中竜昇さん(22)=雅清(みやびしん)=、昨年卒業した出沼大樹さん(19)に続き3人目。許田君は11月場所で前相撲デビューする。
身長174センチ、体重128キロで小柄な方だという。中学は柔道部で、高校から相撲を始めた。団体3位だった昨夏の高校総体は惜しくもメンバー入りを逃すが、悔しさをバネにエース格へと急成長。昨年10月の関東新人戦ではベスト8だった団体戦で全勝し、チームをけん引した。
1年生のときから稽古を見学してきた二子山親方は「まわしの取り方がうまい。これから筋肉がついて厚みのある体に変わるので、さらに自分の相撲が取れるよう指導したい」と期待を寄せる。許田君は「練習はとても厳しいと思うが、ついていけば番付も上がっていく。関取を目指して頑張りたい」と意気込みを語った。在学しながら、11月場所に向けて新天地で稽古を積んでいく。
同校の清田英彦監督(41)は「言われたことをきちんとやる真面目な性格で、今まさに伸び盛り。今年はコロナで大会は中止続きだったが、全国でも個人ベスト8クラスの実力はある」と太鼓判を押す。この日、同席した許田君の父親・直幹さん(49)は「自分でやりたいと決めて進む道。結果は本人次第だが頑張ってほしい」とエールを送った。
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