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多摩区・麻生区 教育

公開日:2026.05.01

川崎市PTA宮下会長 「自分で決める」を支えたい 大人も共に育つ会へ

  • インタビューに答える宮下会長

    インタビューに答える宮下会長

 市内各校のPTA活動をサポートし、学校・家庭・地域の橋渡し役を担う「川崎市PTA連絡協議会」(市P連)。その舵取りを担うのが、2025年度から会長を務める宮下大志さん。活動に携わって8年目、2人の娘を持つ父親でもある。変わりゆく社会の中でPTAが果たすべき役割や、地域社会との連携のあり方について聞いた。

こどもの日にエール

 「子どもたちは、本当に器用で才能に溢れている」。市内の各校を精力的に回る宮下さんは、屈託のない笑顔で印象を語る。ITやAIを使いこなし、スポーツや文化活動でも論理的に上達していく現代っ子たち。その可能性を誰よりも信じているからこそ、今年の「こどもの日」には、特別な思いを込める。市P連は5月1日に、ホームページを通じて子どもたちへメッセージを発信した。伝えたかったのは自立と自律だ。「チャレンジしてもいいし、しないと決めてもいい。自分で決める練習をしよう」と力を込める。「親はつい先回りして答えを出しがちだが、大人がすべきなのは決定を急がせることではなく、子どもが自ら選べる環境を整えること」とも。そのまなざしは、常に「子どもが真ん中」にある。

 市内の各校ではアプリ導入による効率化が進んでいるが、PTA活動についても時代に即したアップデートを急ぐ。宮下さんが見据えるのは「時間の有効活用」だ。事務作業を減らして生まれた時間で、子どもが喜ぶイベントを企画したり、保護者同士が交流したりする。そうした交流こそが、大人自身の学びや成長につながると信じる。

 川崎に住み始めて約20年。自身も二人の子の父として、地域に育てられてきた実感を持つ。「PTAは義務ではなく、できる時にできる人が関わる場所。そこでの経験が、将来的に町内会など地域を支える力にもなっていく」。学校・家庭・地域がハブとなってつながり、子どもたちが伸び伸びと過ごせる川崎を夢見て、今日も現場の声を拾い続ける。

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