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多摩区版 公開:2022年7月22日 エリアトップへ

東生田小6年生 SDGs 対談で視野広げ 住民や行政、学生ら協力

コミュニティ教育

公開:2022年7月22日

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撮影しながらインタビュー
撮影しながらインタビュー

 市立東生田小学校(猊倉(ししくら)正樹校長)の6年生が、地域の未来のためにできることを考え実践する「東生田SDGsプロジェクト」に取り組んでいる。7月13日、地元の声からヒントを得ようと地域団体や行政、学生ら約25人にインタビューを実施。対話形式でまちの魅力や課題を聞き出した。

 東生田小では昨年度から、6年生が「総合的な学習の時間」にSDGs(持続可能な開発目標)について学んでいる。今年度は「広げよう 笑顔・絆・宝物」をテーマに、児童100人が地域の未来を構想。地域住民らからアドバイスを受け視野を広げるため、今回のインタビューに至った。

 この日は五反田自治会や民生委員のほか、避難所運営会議や区危機管理担当、日向山うるわし会らが協力。同校の自然教室で指導員を務めた多摩区ソーシャルデザインセンター(SDC)の学生8人も来校した。それぞれ4人の児童から10分ずつ、地域の魅力や課題についてインタビューを受けた。

 文化財や季節の行事など、まちの魅力づくりに取り組んできた五反田自治会の吉田輝久さんは、地域をよくするためにできることとして「向こう三軒両隣のつながり、登下校時のあいさつも大切」と説明。子ども食堂などを展開するSDCの伊藤直人さんは「将来僕らの仲間になって一緒に活動してもらえたら」と期待を寄せた。

GIGA端末撮影で活用

 児童は国語の授業で、インタビューのやり方も事前に学習。短時間で聞き取りに集中するためメモは取らず、後で確認できるようGIGA端末で様子を撮影した。避難所運営会議の森一美さんは「パソコンでいろんな情報を得られる時代。他の事例も参考にしながら地域のために頑張ってほしい」と話していた。インタビューを終えた児童の斎藤優汰さんは「たくさんの年代の方から意見を聞いて、新しい発見があった。もっといいまちにしたい」、石切山莉子さんは「質問することでいろんな世界が開けて、もっと考えられるような気がしてきた」と晴れやかに語った。

 今後はインタビュー結果を踏まえ、児童ができることを実践に移す。学年主任の武富布美教諭は「地域の宝物を広げていくための活動を、6年生が一生懸命考える。コロナが落ち着けば、これからの活動や発表の際に地域の方を招きたい」と展望を語った。

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