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宿河原二ヶ領用水 灯籠流し、一丸で再び 8月21日 稲田中・竹明かりも

文化

掲載号:2022年7月29日号

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竹を手にする美術部員ら=20日
竹を手にする美術部員ら=20日

 宿河原地区で20年以上続く夏の風物詩、二ヶ領用水の灯籠流し。3年ぶりの開催を8月21日(日)に控え、主催の宿河原町会と稲田部会子ども会が着々と準備を進めている。宿河原駅前商店会は催しを盛り上げようと、市立稲田中学校美術部と共に竹明かりのオブジェを制作。地元一丸で、再開に思いを込める。

 コロナ禍で一昨年、昨年と中止した灯籠流し。国登録記念物の二ヶ領用水への保全意識を高め、先祖に思いをはせる機会として再開させようと、主催者は今年の開催を先月決定した。例年の開催日は8月16日だが、会場確保や親子の参加を考慮して日曜日とした。

 宿河原駅前商店会による竹明かりの企画も3年ぶり。七夕で使った竹を活用し、LEDライトで光を灯して約60本を会場周辺に並べる。7月19日と20日には、半数を稲田中美術部の生徒が制作。電気ドリルで竹に穴をあけ、花火などの柄を表現した。「皆で作ったものが並ぶところを見て、笑顔になってほしい」と3年生の木村麗心(うるみ)さん。同商店会の高橋利之会長は「どの店も営業しながら制作するのは大変。学校の力を借りて地域を盛り上げたい」と語った。同校の相沢宏明校長は「今後は地域教育会議として、小学生も巻き込んでいけたら」と展望を話した。

子ども会 協力広げ

 従来は宿河原町会を中心に町内の子ども会が共催してきたが、今回から堰や長尾の子ども会も含む「稲田部会」が運営に参加。7月24日、宿河原会館に約30人が集まり、400個分の灯籠の材料を製作した。「地域のいろんな団体が協力し合う。行事が少ない中、対策しながら子どもたちに楽しんでもらえれば」と稲田部会の大津博之会長。町会の大津恵男会長は「次世代の方に手伝ってもらいつないでいく。やらないと始まらない」と意気込みを見せた。

 当日はJAセレサ川崎宿河原支店北側で、午後6時から7時。灯籠は子ども会で事前に配布して制作・持参するほか、当日午後4時から販売(大100円、小50円)。

材料を作る町会と子ども会の役員ら=24日
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