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公開日:2022.08.12
生田小下校庭整備
自然残し、2エリアに
出張所 市民の声受け変更
生田小学校下校庭の整備計画を進める多摩区役所生田出張所は、地域向けの説明会やアンケートでの意見を踏まえ、内容を再検討。通路を境に敷地を2つに分け、自然と触れ合える緑地エリアとスポーツ等がしやすい活動エリアを整備することなど、方向性の変更点を先月公表した。
昨年完成した生田出張所新庁舎の屋上と生田小下校庭が連絡橋で結ばれたことから、校庭の一部を同所が整備・管理するもの。誰もが自由に利用できる広場として、2024年度からの利用開始を目指している。整備概要に関する今年3月の説明会を経て、幅広く意見を募るアンケートを公共施設やウェブで5月までに実施。区民らから64件の回答があった。
ベンチや植樹も
要望を踏まえて新たに追加した方針が、広場を2つのエリアに分ける整備方法。当初計画では、降雨でぬかるみやすい土の地面を、全体的に平らで水はけ良く処理することにとどまっていた。「自然を残してほしい」「昆虫や草花など自然と触れ合える場所に」といった地域の声を受け、広場全体の地面を改良した上で、中央の通路を境に半分は自然を感じられる緑地エリアとして整備。残り半分はスポーツなどに使える活動エリアとして舗装する。緑地について担当者は「今の緑の雰囲気を生かしながら、具体的にどのような形で地面を整備するかは今後検討していく」と話す。
広場利用者から要望が多かったベンチ設置についても追加。利用面積を狭めないよう配慮した上で配置する。このほか、季節の変化を感じ取れる木の植樹も検討へ。「以前あった桜や銀杏がなくなり寂しい」「木陰ができるようにしてほしい」等の意見が反映された。
外灯設置の判断など現時点で検討段階の項目もあり、同出張所は10月をめどに詳細な整備内容を公表予定。今後は広場の使い方や利用ルールについても検討に入る。
アンケート結果や整備内容の変更点は区サイトのほか、同出張所や区役所、錦ヶ丘老人いこいの家などで閲覧できる。
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