父親の地域参加を目指す活動を行う「パパ塾」の代表を務める 市川 毅さん 市ノ坪在住 44歳
地域の子を見守るパパに
○…市民館主催の講座を機に、父親の地域参加を目指し発足した『パパ塾』。メンバー約20人の代表を務める。「子育てに熱心なパパでも地域に出向くのは勇気がいるもの。でも昨年の震災以降、地域との繋がりの大切さやパパとしての存在価値は高まっている」。3年目となる今年は、防災講座や料理教室など月1回のイベントで活動の輪を広げている。「実際、地域との交流で仲間が増えました。今後も様々な活動を続けていきたい」と意気込む。
○…鈴鹿サーキットの施設全般の企画運営を行う企業で働く。サーキット以外の遊園地やキャンプ場などをどう活性化させるかについて、父親が主役になる企画をプレゼンした。「子ども目線も大切だけど、パパがもっと活躍できる場があれば、家族の絆はもっと深まるはず」。仕事と子育ての両立のコツは、時間の使い方を工夫すること。「将来、今を振り返ってみたとき、子どもと過ごした時間は良かったと思えるはず。残業時間を抑えたり、無駄にTVを見ずに、子どもと接する時間を作っています」
○…生まれは府中市。家族は夫人と4歳の愛娘の3人。趣味は旅行とカメラで、愛用のデジタル一眼で家族を撮るのが日課という。「外出すれば1日1000枚は撮影しますね。嫁からは、いい加減にしてって呆れられていますけど」と苦笑い。キャッチフレーズは”子どもは地域社会への期間限定パスポート”。「小さい子どもがいるだけで周りと自然に触れ合える。それこそパパが地域に入り込むチャンスだと思うんです」
○…夢は、地域の父親になること。「会社は退職すれば肩書きはなくなる。でもパパは永遠。幾つになっても地域の子どもたちを見守るパパという存在になりたいですね」。最近ブームのイクメンや積極的に子育てに励もうとする父親に向けては、「ぜひ一緒に活動しましょう。”川崎パパネット”でご検索下さい」と笑顔でメッセージを送った。
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2月7日
1月31日