中原区版 掲載号:2012年11月9日号
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川崎フロンターレU―18に所属し、サッカーU-16アジア選手権日本代表として準優勝に輝いた 三好 康児さん 多摩区在住 15歳

サッカーから人生を学ぶ

 ○…遠くイランの地で行われたU―16アジア選手権。標高1200mの高地に荒れたピッチ、中1日の厳しい日程の中で準優勝を掴み、来年のU―17W杯出場権を獲得した。「チームがまとまっていた。この1年でもっと成長して、W杯でもファイナリストになる」。精度の高いプレーでチャンスを演出し、チームで唯一全試合に出場したが、「優勝したかったし、点もとれなかった。体を強くして、正確にボールをコントロールするために基本を磨いていく」。満足せず、その目は前を向く。

 ○…小学校1年の時に兄の影響でサッカーを始めた。「蹴ることが気持ちいい」と夢中になり、4年生でフロンターレの下部組織に入団。中学2年時には飛び級で、18歳以下のチームでプレーした。小柄で切れのある動きはアルゼンチン代表のメッシ選手を彷彿とさせ、サポーターから「ミヨッシ」と呼ばれるように。「サポーターは優しく声をかけてくれる。負けた試合でも『次も頑張れ!』って。力になりますよ」。今見据えるのはトップチーム。「視野に入っている。上でやりたい」とキッパリ。

 ○…平日は練習、土日はほとんどが試合。たまの休みは「家にいるか、多摩川の河川敷で仲間とボールを蹴っているか。趣味もサッカーです」。現在は県立新城高校の1年生で、「合唱コンクールとか体育祭のイベントが楽しい」と満喫している様子。「でも、アジア選手権に出場して文化祭に出られなかった。それが悔しい」と高校生らしい一面も。

 ○…15歳だが世界を強く意識している。「様々な国際大会に出場して世界が近くなっている。決定的なシーンをつくるパスにこだわりたい」。将来的にはヨーロッパでプレーする夢があるが、常に忘れないことがある。それは、サッカーから学んだ仲間の大切さや感謝の気持ち。「チームメイトやスタッフのおかげで自分はできている。様々な国に行くこともできた。サッカーは人生を教えてくれる」

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