神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
中原区版 公開:2016年2月19日 エリアトップへ

川崎中央リトルシニア出身で、2016年ドラフト候補として注目を浴びる創価大のエース 田中 正義(せいぎ)さん 横浜市出身 21歳

公開:2016年2月19日

  • LINE
  • hatena

未来を見据え「一球入魂」

 ○…最速156Km、昨秋の東京新大学野球リーグでは46イニング無失点で防御率0・00を記録、プロ野球全12球団から注目されるピッチャーとなった。大学最後のシーズンとなる今年は、新チームのキャプテンに志願。「まずは春のリーグで優勝し、大学日本一を獲ることが直近の目標。そのために、自分自身もチームもレベルアップしなければ」と足元を固める。

 ○…中学時代は、区内上平間の多摩川河川敷を拠点に活動する川崎中央リトルシニアで3年間汗を流した。実家がある鶴見区から自転車で片道20分。「平日の放課後と土日でほぼ毎日。新川崎駅前の坂道が辛かったですね」と振り返る。多摩川の土手をランニングしながら眺めていた川崎の街は今も目に焼きついている。その頃の仲間とは今も会えば昔話に花が咲く。「練習後にコンビニに寄ってお腹を満たしていたこと、ラゾーナ川崎で遊んだこと…。今思えば青春ですよね」

 ○…両親と兄、姉、妹の6人家族。大学で寮生活を送っており、久々正月に実家へ帰省した。最近のメディアの加熱ぶりに、母は「プレッシャーを感じず謙虚にね」と心配気。また、野球経験のある父からは今も細かなアドバイスが送られるそう。「まるでコーチですよね」と言いつつも、世話焼きの父の愛情には感謝している。趣味は温泉とサウナ。「人が多いところが苦手なので、電車ではなく自転車で通える場所でゆっくり身体を癒していますね」

 ○…理想の投手像について「田中が投げるから球場に行こうと思ってもらえるピッチャーになること」。実は、現役引退後のビジョンもすでに見据えている。「将来は指導者になりたいんですよ。ピッチングやトレーニングだけではなく、解剖学や栄養学などあらゆる分野を学んで、成熟した野球人を輩出できるような人間になれたらいいなって」。そのためにも、魂を込めた「一球一球」を積み上げていくつもりだ。

中原区版の人物風土記最新6

中山 寛隆さん

川崎市制100周年記念で演奏する合唱団に携わる、川崎市合唱連盟の事務局長

中山 寛隆さん

高津区在住 36歳

4月19日

佐藤 智宏さん

第58代目の中原警察署長に、3月19日付で就任した

佐藤 智宏さん

区内在住 56歳

4月12日

トニー クルーズさん

火災予防ポスターをデザインして中原消防署から感謝状を贈呈された

トニー クルーズさん

新丸子東在住 53歳

4月5日

佐藤 翠(みどり)さん

川崎市男女共同参画センター「すくらむ21」で居場所事業を担う

佐藤 翠(みどり)さん

高津区在勤 32歳

3月29日

小林 規一郎さん

「100Kmウォーク」のイベントを企画した、ブレーメン通り商店街青年部長

小林 規一郎さん

木月在住 48歳

3月22日

本田 志帆さん

全日本学生フルコンタクト空手道選手権に優勝した

本田 志帆さん

幸区在住 20歳

3月15日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

中原区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook