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中原区 人物風土記

公開日:2018.10.12

JOCジュニアオリンピックカップ第32回大会バレーボール代表に選ばれた
天野 順太さん
上小田中在住 15歳

バレー一筋 貪欲に

 ○…JOCジュニアオリンピックカップの県代表12人のうちの一人に選ばれた。ポジションはミドルブロッカー。183センチの長身を活かしたブロックと、攻撃時には速攻のクイック攻撃が武器だ。「選考会に漏れてしまった他校の皆や自校のチームメイトのためにも頑張りたい。大会までの4カ月間で今までの自分になかったものを克服していきたい」

 ○…大谷戸小学校6年生のとき、地元小学生のクラブチームに入りバレーボールを始めた。ボールを通じて仲間とコミュニケーションをとる楽しさに魅力を感じ、西中原中バレー部に入部。1年生から学年のリーダーを務め、3年生ではキャプテンを務めた。「忘れられないのは中学3年の夏の県大会。関東代表をかけた県ベスト4の戦いで敗れ悔しさが残った」

 ○…学校生活の中で部活以外に好きな時間は給食。クラスメイトとの会話も楽しんでいる。休日は友人とショッピングに出かけることも。「ラゾーナ川崎なんかに行って服やスニーカーを見るのも好き」。練習以外ではごく普通の中学生の顔を見せる。自営業を営む両親と3歳下の妹が一人。生活面でサポートしてくれる母親には感謝。同じくバレーをやっている妹は「合宿がんばって」とエールをくれる。

 ○…土日祝も合宿練習。合宿で代表メンバーと生活する中でチームワークが高まり「些細な会話でも笑い合える仲になった」。技術的には「レシーブ、ブロック、クイックを完璧にすることを目標に一つひとつのプレーを大事にしている。自分はレベル的にまだまだ下なので上を目指していきたい」と冷静な姿勢。尊敬する顧問からも教えを受け、礼儀を大切にしながら声出しも徹底。心身ともに鍛える中で将来目指すのは、全日本の舞台だ。

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