中原区 トップニュース社会
公開日:2018.11.09
丸子地区社協
サイクリングで高齢者支援
区内への波及めざす
丸子地区社会福祉協議会(井上清一会長)は11月3日、初の取り組みとして「シニアサイクリング」を多摩川河川敷で行った。高齢者同士の交流や健康増進、一人暮らしの高齢者の居場所作りなどを目的としている。
朝9時半に丸子地区社協のメンバーを中心に、地域住民、区役所や社会福祉協議会の職員など15人が、普段自分たちが使用している自転車に乗り、飲み物を用意して丸子橋下第一広場に集まった。 晴天にも恵まれ「怪我のないように」と声を掛け合いながら、多摩川サイクリングコースを下流方向に向かって出発し、ガス橋までの間を往復する約2時間のコースをたどった。
参加した白井信夫さんは「のんびりと走りながら、河川敷の様子を見たりして楽しかった」と振り返る。
地域で見守る体制に
この取り組みは、一人暮らしの高齢者が閉じこもりがちになってしまったり、孤独死といった社会問題が背景にある。住民同士が声を掛け合うことで孤独死等を防ぎ、安心して暮らせる街づくりを目ざす川崎市の取り組み、地域包括ケアシステムの一環でもある。
丸子地区では、これまでグループごとに3回のワークショップを開き、取り組みについて話し合ってきた。シニアサイクリングは白井さんや石井敬子さんらのグループが「誰でも気軽に参加し、健康にも良いだろう」と企画し、今回の実施にいたった。
石井さんは「無事最後まで走り切り、天気も良くすがすがしい気分だった。次は上流に向かってもいいかもね」と手応えを感じた様子。今後は定期的に開催し、多くの人に参加を呼びかけ、区内に広げたい考えだ。井上会長は「和気藹々として、参加者同士の意思の疎通も図れている」と今後の広がりに期待を寄せる。
22日にレコード鑑賞会
丸子地区社協では高齢者支援の目的で、別のグループが企画したレコード鑑賞会を、11月22日(木)に丸子多摩川いこいの家で開催する。昭和初期の歌謡曲やクラシックなど懐かしの音楽を楽しむ催しで、レコードを持参して参加することも可能だという。井上会長は「時間の合う方は気軽に参加してほしい」と話している。午後1時半から。
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