中原区役所は11月16日と17日、モトスミ・ブレーメン通り商店街に出張しマイナンバーカードの申請を受け付ける。市内のカード交付率は2割に満たず、商店街でカードの利便性をPRするとともに、平日に区役所に来ることができない市民にも申請の機会を設けることで交付率を高めたい考えだ。
政府は今年9月、全国民がマイナンバーカードを2023年3月末までに保有するという目標を掲げた。これを受け、区はマイナンバー取得を加速させたいと対策を検討。中原区商店街連合会が協力し、ブレーメン通り商店街振興組合(伊藤博理事長)で初めての開催が決まった。区担当者は「土日の人通りが多い商店街で買い物ついでに申請できるので、期待している」と話す。
昨年までは区職員が、区内の大企業に出向き受付を実施するなど対策を取ってきたが、交付率は18%(9月16日現在)にとどまり、新たな方法を模索していた。
申請の受付は11月16日(土)、17日(日)の午前10時から午後4時まで。会場は同商店街コミュニティセンター。対象は中原区民と商店街在勤者(市外在住者)。申請にはマイナンバー通知カード、本人確認書類2点、証明写真が必要(写真が無くても、当日は無料の撮影サービスがある)。カードは後日、申請者に郵送される。
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