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設立20年目を迎える花クラブの中心メンバーとして活躍する 小野寺 盛男さん 木月4丁目在住 81歳

掲載号:2020年10月23日号

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見返り求めず、笑顔咲かせ

 ○…入会から約10年間、毎日のように水やりや草取りなど活動に精を出す。所属の班で担当する花壇は武蔵小杉駅前の2つだが、常に気を配り他班をサポート。「公共の場を手入れする以上は趣味感覚では出来ない」と使命感を抱き、周辺のごみ掃除にも励む。花を多く植えすぎ養分が行き渡らず枯れやすい現状を憂慮し、「1つひとつの花が生き生きと育つ姿に、元気を貰って欲しい」と、通行人の「笑顔」を咲かせる花壇を追求する。

 ○…宮城県出身。「これまで会った誰よりも人が良い」という父親は、貧しいにも関わらず育てた野菜のほとんどを近隣におすそ分けするような人だった。そのため家の手伝いに奔走する幼少期を過ごしたが、20代のころ父親が死去。葬式は遠方からも知人が駆け付け人で溢れ、「どれだけ父親が周りに感謝されていたかを知った」。父親の背中を思い出しながら日々の活動に汗を流す。

 ○…中学2年生の孫の成長を見守るのが日々の幸せ。水泳が得意で大会にも出場する自慢の孫だが「まだまだ根性がないね」と愛情の中に厳しさを覗かせる。一緒に温泉を巡るのが至福で「人がいないときにこっそり泳ぎを見せてくれる」といたずらな笑み。成人した孫と酒を酌み交わす日を待ち望む。

 ○…新型コロナの流行まで中原区役所の前で約10年間努めたあいさつ運動や自転車マナー向上の市民活動など、数々の地域活動に励んだ人生。何事も主体的に取り組まないと気が済まず、仲間とぶつかり合うことも。「どれほどの人に恨まれているか分からないよ」と苦笑い。「賞状も称賛もいらない。ただ、みんなの為に出来ることは何でもしたい」と意志強く、周囲を想いひたむきに力を尽くす。

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