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中原区版 公開:2021年4月23日 エリアトップへ

中原消防団の団長に4月1日付で就任した 三上 能樹(よしき)さん 木月在住 68歳

公開:2021年4月23日

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誇り胸に、郷土愛で守る

 ○…中原消防団に入団して37年。6年にわたって副団長を務め、今年度から220人の指揮を執る団長に。新型コロナの影響で訓練中止が続いている現状を危惧し、災害時の動きを確認する「机上訓練」や地域への自主防災活動の促進など、今できることを模索する。「新人でも高齢でも、制服をまとえば最低限は当たり前にできなければならないからね」。団員としての誇りを胸に、力強く語る。

 ○…幼い頃から野球好きで、20代の頃に住吉小の同級生10人ほどと草野球チームを結成。40年以上続く今も、年代別の3チームに約50人が所属する。チームメイトには元中原消防署長もおり、「数年前は一緒に地域を守り、今は汗を流す仲間。地域で生まれた縁を長年大切にできるのはうれしい」と微笑む。

 ○…一度は就職するも、20代後半で実家の製袋業の2代目に。「常にお客様の立場に立って考えろ」という父の言葉を肝に銘じ、どんな無茶な注文にも応えた。「おかげで、細々した商売だけど今も常連さんがいる」。3代目を務める息子は子育てに奮闘中で、「自分は家事も育児も妻に任せきりだったので立派に父親をしていて尊敬する」と目を細める。

 ○…一昨年の台風では自宅のシャッターが飛ばされながらも地域を思案。「常に住民を安心させられる消防団でありたい」と、家族は息子に任せて出動した。課題は団員不足。人口密集地のため団員一人あたりが担う要救助者が多く、深刻に捉えている。自発的な入団者を増やそうと、団対抗のスポーツ大会を提案。「チームワークも深まるし体力もつく。楽しい面を作って、イメージだけで入団を敬遠する人を減らしたい」。地域を守るため、団員と強く手を取り合う。

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